口腔ケアの意識調査
今回は、日本人の口腔ケアに対する意識調査についてお話していきたいと思います。
以前、サンスター社が行った調査データを見たので、まずはそちらをご紹介します。
Q:（歯科医院での）口腔ケアにお金や時間をかけたくないですか？
（とても当てはまる、まぁ当てはまると回答した合計値）
・日本 （30％）
・アメリカ （22％）
・オーストラリア（22％）
・イギリス （20％）
・スウェーデン （19％）
・ドイツ （11％）
こちらのデータから見てもわかるように、日本人は歯医者に行くという事に抵抗がある人が多いかと思います。歯医者＝虫歯治療＝痛い・怖いという印象が強いことから抵抗感が無くならないのかと思いますが、ではなぜ海外では口腔ケアが広く認知されてるのでしょうか？
さて今回のテーマ、マスクの着用と矯正治療の関係性について見てみましょう。
歯の治療に掛かる一般的な治療費（抜歯/根幹治療）：首相官邸HP参照
・日本 抜歯2,467円 / 根管治療5,829円
・アメリカ 38,993円 / 108,011円
・イギリス 5,220円 / 92,220円
・ドイツ 49,225円 / 14,146円
こちらは、一般的な歯の治療にかかる費用なのですが、日本に比べて海外はとても治療費が高くなっています。保険によって変わってくるところはありますが、これだけ高額な治療費が必要という事であれば、そうならない様に予防しようという意識が強くなるのも頷けるのではないでしょうか。
歯石除去に掛かる一般的な治療費：首相官邸HP参照
・日本 732円
・アメリカ 12,566円
・イギリス 13,630円
・ドイツ 1,779円
最後に、こちらのデータは歯石の除去に掛かる治療費の比較です。このデータを見ても、日本は諸外国に比べて治療費が安く、予防に関しても本来であれば行いやすい国ではないかと思います。
虫歯や歯周病になってから苦しい思いをするのではなく、少し時間とお金をかけて予防歯科に取り組む意識改革をしていただくと、将来的にご自身のためになるのではないでしょうか。
矯正治療に関しても、不正咬合を無くすことによってブラッシングがしやすくなったり、顎関節や歯牙に無理な力が掛かるのを軽減する効果もあります。保険治療ほど気軽に出来るものではないかと思いますが、長い目で見て治療するだけのメリットはあるのではないかと思います。
この他にも、治療に関することやメンテナンスに関することなど、疑問点やわからない点がある場合は、いつでもお気軽にお問い合わせください。
