矯正治療期間が延びる可能性|横浜 プラージュ矯正歯科クリニック

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矯正治療期間が延びる可能性

今回は、矯正治療の治療期間に関することを書いていきたいと思います。

矯正治療の治療期間は2つの期間に区別することが出来ます。

  1. 1.動的治療期間
  2. 2.保定装置期間

まず1の動的治療期間というものは、歯にブラケットとワイヤーなどを装着して歯を動かしていく期間です。この時に歯並びや噛み合わせをしっかりと治していきます。一般的に矯正治療と聞いて思い浮かぶのがこの期間と思います。

次に2の保定装置期間というものは、1の動的治療期間が終了した後に綺麗になった歯並びを維持するための期間です。リテーナーなどの装置を使用して、後戻りという元の状態に戻ろうとする動きを抑える必要があるため、この期間をきっちりと設けて治療計画に組み込んでいます。

この様に治療計画を入念に立てて、それを実行していくために、矯正治療は年単位の治療期間が必要になってきます。初めに患者さん毎の歯列や顎の状態などを検査し、その人にあった治療方針を考えていくため、おおよその治療期間というのは経験から推測することは可能です。

しかし、イレギュラーが発生し、治療期間が予想より延びてしまったり早くなったりすることもあります。どういった要因があるかを少し紹介していきます。

■矯正治療が延びてしまう要因

・虫歯や歯周病

矯正装置を装着していると、歯ブラシが届きにくい部分が出来てきてしまうために虫歯などのリスクが上昇します。歯磨きに関する指導は行っていくのですが、それでも虫歯や歯周病になってしまった場合は、一旦矯正装置を外してそちらの治療を優先します。そして治療が完了してから再度矯正装置を装着して治療の続きを開始するために、予定より期間が延びてしまいます。

・顎骨などの成長

小児の矯正治療を行う場合は、まだ骨の成長が完了していないため、骨の成長を加味した治療計画を立てていく必要があります。そのため、成長の速度や成長量の程度によって修正しながら治療を行う必要があるため、治療期間が当初の予定と違ってきてしまう可能性があります。

・癖などの改善

これも小児に多いのですが、歯列の状態は指しゃぶりや頬杖、舌癖などによって悪影響を受けることがあります。そういった癖を改善するためにトレーニングを行いますが、こちらも早期に改善できるかどうかで治療期間が変わってきてしまう可能性があります。

・患者さんの協力

矯正や保定の装置には、取り外しが出来るものや毎日交換して貰うものなどがあります。そういった装置を使用する場合は、毎日しっかりと使用して貰うことを前提に計画を立てていきます。装着を忘れている、想定の時間より短い時間しか装着していないなどのイレギュラーがあると、治療期間が延びてしまいます。

この様に、矯正治療においては長い期間モチベーションを保っていく必要があります。コミュニケーションを取りながらゴールを目指して一緒に頑張っていき、そして治療終了時には一緒に喜び合えたらと思っています。

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