部分矯正のメリットとデメリット

投稿日:2016年12月01日

こんにちは。

横浜のプラージュ矯正歯科クリニック院長の野久保です。

「部分矯正」という言葉はご存知でしょうか。最近結構広がってきているようで、たまに部分矯正で治せますか?という相談を受けることがあります。

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部分矯正というのは、前歯など見える部分のみ綺麗に並べる治療のことで、多くの場合、簡単な叢生(デコボコ、乱ぐい歯、八重歯)や正中離開などを改善します。気になる部分だけの治療ということで、治療期間が短かったり、費用が安いということで、結婚式前や就職前に部分矯正を希望する方が増えてきています。矯正用語でいうとMTM(Minor Tooth Movement)とも呼ばれています。

そんな部分矯正ですが、メリットとデメリットがあります。部分矯正を選ぶ際には、しっかりと両方を理解したうえで治療されることをお勧めいたします。

■メリット

1.治療期間が短い
治す部分が限られていること、そして簡単な不正咬合を治すため、比較的治療期間が短くなります。

2.費用が安い
治療期間が短くなる為、そして実際使用するブラケット(矯正装置)が少ないため、費用が安く済みます。

3.負担が少ない
矯正装置が一部しかついていないため、食事の際のストレスなど、患者さんの負担は少なくなります。

 

■部分矯正のデメリット

1.簡単な症例のみ
部分矯正は一部のデコボコなどを治すことはできますが、咬合全体の改善をすることはできません。基本的に上下第一大臼歯の咬合関係から診断していきますが、上下の顎の位置などに問題がある場合、あるいは上顎前突(出っ歯)や下顎前突(受け口、反対咬合、しゃくれ)などの重度の不正咬合は治せません。

2.抜歯
例えば前歯の叢生を部分矯正する場合、飛び出していた歯が歯列に綺麗に入るスペースが必要になります。トータルで歯列矯正する場合は、奥歯を遠心(奥方向)へ移動したり、歯列弓(アーチフォーム)全体を広げることでスペースを確保します。部分矯正の場合、スペースを作りにくいため、歯の接触面を削る、あるいは本来抜く必要がない歯まで抜歯する歯科医院もあります。

3.咬み合わせ
見た目だけの改善になりますので、歯の本来の機能である、良く咬める、きれいな発音、歯ぎしりによるストレス発散などの改善が出来ず、偏った咬み合わせによる歯周病の進行などのリスクも考える必要があります。

部分矯正は短期間で見た目の改善が出来るため、確かに人気が出てきています。ただ、患者さんの不正咬合の状態をしっかりと検査、診断した場合、部分矯正では対応できない、あるいは後からリスクが出てくる場合もあります。しっかりと矯正専門医と相談した上で治療を開始していただければと思います。また結婚式などの重要なイベントの後にトータルの矯正治療を開始するという方も最近は多くなっています。それぞれのライフサイクルにあった矯正治療をぜひ選択していただきたく思います。

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